夏物語

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「夏物語」読み終りました。これは読むのに時間がかかりました😅あまり、自分が興味を抱く内容でなかった事と、全体的に暗い印象を受ける内容であったことで読もうと思う気持ちがなかなか奮い立たなかったのです😅

もしかしたら女性であれば感情移入がしやすい内容なのでしょうか?🤔

女性の内面的な描写が多い物語ですね。男性であっても勉強になる本かもしれませんが。もともと、恋愛小説が読みたい気分で買ったというのもあるのですが、私がときめく感じではなかったです😅

ただ、子供について考えさせられるものはありました。

「どうしてみんな、子供を生むことができるんだろうって考えているだけなの。どうしてこんな暴力的なことを、みんな笑顔でつづけることができるんだろうって。生まれてきたいなんて一度も思ったこともない存在を、こんな途方もないことに、自分の思いだけで引きずり込むことができるのか、わたしはそれがわからないだけなんだよ」

これは、今まで一度も考えたこともなかったけれど、言われてみるとそうかもしれないと思わせられました。暴力的と言われればそうかもしれませんね。これに対しては私は明確な反論は思いつきませんでした。まぁ極論と言えば極論なんですが😅私としてはこんな事考えてたら鬱になりそうなので考えないのが一番かなと思ってます。おそらくこの問に対して正解なんてないですよね。それに、この問に対して表面的な生まれてくる事の素晴らしさなんて説明は無意味なんですよね。私としては前向きな答えが見つからなさそうな事は考えないのが一番かなっと。自分が生まれてきた意味とか、そんな事は考えないですが、せっかくの人生であれば前向きな事を考えたいものです😀